[トレイル練習]金剛山沢登りトレラン(前半: 水越峠~丸滝谷~金剛山頂)

トレラン練習

 東京オリンピックで日本のメダルラッシュで盛り上がる一方で、残念ながらコロナ感染者の増加も盛り上がり、大阪も8/2(月) から緊急事態宣言の再発令が決まりました。発令を翌日に控えた8/1、あまり多人数のイベントは難しいため、いつものメンバーで近場の金剛山に沢登りにいきました。

コースなどの基本情報

【コースの概要】道の駅ちはやあかさか(8:00集合)~水越峠~丸滝谷~中尾の背~六道の辻~大日岳~金剛山山頂~千早本道~千早登山口~妙見谷~金剛山山頂~青崩道~水越峠~道の駅ちはやあかさか
【コースデータ】距離:26.5km、累積標高:1,588m、時間:5時間56分、気温:28 ℃@スタート時

Garminによるコース全体地図

【行った日】2021年8月2日(日) 8:00 ~ 14:00
【行った人】パイセン、ぐっちゃん、デミ、うえっち

集合~水越峠

 集合は「道の駅 ちはやあかさか」の駐車場。ここに車を止めてロードで水越峠に向かい、金剛山への沢登りを楽しむ計画。水越峠にも駐車はできるのに、何で道の駅に集合?と思ってたら、沢登りは楽しいけど全く練習にならんので道の駅からの5kmちょっとのロード往復だけでも少し走ったら練習になるかな、というパイセンのご配慮だったらしい。

道の駅から水越峠までのロードを汗だくになって登る

 練習になったかどうかは定かではないですが、朝っぱらから快晴の28℃の中、水越峠までのダラダラ登りのロード5.2kmを走って、全身びっしょりの汗だくになりました。ご配慮に改めて感謝します(笑)

水越峠のトイレ(足洗い用の水道があります、自販機は少し離れた所に有り)

 そんなこんなで水越峠のトイレに到着。今回は石ブテ西谷の沢から登るということで、こっから入るんやったと思うとパイセンが自信満々でコンクリ道を進む。が、5分後くらいに、こんなんやったかな、ちゃうような気がするを連発。結果、石ブテ西谷ではなく、丸滝谷にご案内をいただくことに(笑)。
※石ブテ西谷はトイレすぐ横の青崩道と同じところから入るようですね。

丸滝谷

 そんなこんなで丸滝谷、コンクリ道を5~10分ほど進んで左手に入ります。川脇に登山道があり滝も巻き道などもあるので沢沿いの登山道として(渡渉を繰り返すので濡れますが)も行けると思いますが、我々は沢登なので、最初からがっつり川の中央を進む。

丸滝谷に入った最初の雰囲気

 しばらく進むと小さな滝が出現して、早速喜んで水浴びを行う。あとから思うと、どんどん滝が出てくるので、最初はあんな小さな滝で喜んでたなぁ、、、という気持ちになります。10分程もいくと、左手に少し立派な滝が登場。代わる代わる、水浴びを楽しむ。

少し立派な滝出現、交代しながら水浴びする

 そのまま進むと、次々に滝が現れる。垂直に近いものから、急ではないものの滑らかな岩の滝、大きいの、小さいの、様々な滝を乗り越えます。手や足がしっかり保持できるような凸凹がある岩が多いことと、少し心配なところは有り難いことにフィックスロープが設置されており(それを補助に持つことで)注意して上れば大丈夫なコースでした。

少し大きめの滝、岩に足・手をかける所があるのでなんとかなる

 沢登は初心者ですが、やはり基本は3点支持ですね。確かに、岩の形状によって4点しっかり手足を置ける場所が確保できないケースもあるのですが、可能な限り、3点がキープできるように(というか、1つ滑っても落ちないように)慎重に登るようにします。

手足を使って3点支持で進んでいきます

 この日は晴れのち曇りのような天気で、それでも30℃近くあったと思うのですが、標高が上がることと、終始冷たい沢水と共に日陰で行動していることもあり、さほど暑くなく快適に進みます。もう少し、虫(ブヨ・アブやヒルなど)がいるかなと思いましたが、(当然いましたが)我慢ならないほどではなく、かなりましだったと思います。とはいえ、終わってから、大きな虫刺されの腫れができるのですが。

沢と緑のコントラストが美しい

 今回は、川・山の経験は少し差があるものの、走力的にはほとんど同じ程度のメンバーが集まっています。(故障明けからサボり続けて、全然戻せていない私が一番遅いでしょうか。。。)川も終盤に差し掛かると、急で大きい滝が連続して一気に高度をあげていきますが、このメンバーであれば大して息をきらすこともなく、淡々と滝を上っていきます。

滝やロープのある所は安全のため少し間隔を開けつつもガシガシ登る

 最後、沢の水がなくなりはじめると、一気に尾根に向かって急斜面の登りとなります。さすがに厳しい勾配ですが、ここまで来れば大した距離もなく、15分程度で尾根筋である中尾の背に合流。補給や靴の中に入り込んだ川砂を掃除したりして、しばしの休憩。

最後の急斜面を登り詰めれば、尾根筋はもう少し

 中尾の背から少し行くと六道の辻で、山頂への登山道に合流。緩やかに山頂に向かっての登りなので、緩斜面やフラットな区間は走りながら、登りは歩きも交えながら、大日岳を通過。

大日岳の山頂

 そういえば、大日岳、私がトレランとかマラソンをする前、高校時代の友人となんちゃって登山で遊んでいた頃、初めて金剛山に上ったのが水越峠~太尾道~大日岳~山頂だったなぁと思い出した。実はそれ以来、何度も金剛山には来てるけど、大日岳はそれ以来。圧倒的にダイトレが多いのと、時々、モミジ谷や青崩道を行くものの、石ブテや太尾道は全然使ってなかったんだなと。

 金剛山は、千早側からも入れるし、千早本道やニリンソウやクリンソウのカトラ谷、ちはや園地に行くときの通る伏見道など、ルートが多いだけに、ほとんど通らないルートや通ったっことのないルートもたくさんある。そう考えると、(遠くにいかずとも)ちはや園地に宿泊(合宿?)して金剛山だけでかなり複雑な一筆書ルートが描けるのではないかと思われます。

山頂~千早登山口

 そんなこんなで、金剛山頂の食堂の裏側辺りから山頂到着、とりあえず水分補給。グッチゃんはカップヌードルで補給。これからどうするかを相談するが、一度下って妙見谷から登り返すことを考えると、下りはあまり時間かけずに千早本道で降りることにする。

山頂の食堂横のベンチで補給

 なお、山頂にはトイレ、自動販売機がある上に、食堂で軽い食事ができます。ビールも売ってます♪(さすがにまだこのタイミングでは誰も飲みませんがw)

 千早本道は、結構ハイカーさんも多く、気を付けながら、挨拶をしつつ下までゆっくり走ります。ので、あまり飛ばしてはなくゆっくりジョグでという感じで40 分程度かかったでしょうか。相変わらず、階段が延々と続くコースですが、綺麗に整備されていて有り難いです。まつまさ横の湧き水でかぶり水をしてから、ロードを少しロープウェイ側に向かった先に妙見谷ルートの登り口があります。

 妙見谷ルートからは次回として、2回シリーズとさせてください。今回も最後まで読んでいただき、有り難うございました。

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