1回で書いてしまうつもりが、2部作となってしまったIYRT(生駒縦走路ー矢田丘陵ラウンドトレイル:イヤート)練習レポート。もともと、そんなに書くこともなかった上、後半は暑さにやられて疲れきってしんどかったこと以外は記憶も少なく、写真もとれておらず、内容薄めです。あらかじめご容赦ください。(その1は下記からご覧ください)
そんなこんなで、今回は十三峠以降(今回はぬかた園地のあじさいも見たかったので、生駒ボルダーに入りました)から、ゴールの王寺駅までです。本当の計画では、そのまま生駒縦走路を通って暗峠から生駒山頂に出てボルダー方面に向かうつもりだったのですが。この辺りは、柔軟に決めればいいかと思います。
生駒ボルダーから矢田丘陵へ
生駒ボルダーの補給ポイント(慈光寺上の自販機)
十三峠側の水場は、飲むのは厳しいとわかったので、結果的にボルダーコースの唯一※の水分補給ポイントとなる慈光寺上の自販機に(※まぁ、暗峠に行けば自販機もあるから2箇所かな)。
久々のボルダーコース、やっぱトレイルより走りやすいわぁと思っていた気持ちが、次第に、ずーっと走り続けるのってやっぱしんどいわぁに変わってくる。特になるかわ園地のつつじ園あたり、つつじの季節は最高ですが今はかなりしんどい。つつじ園から公園事務所の間、微妙にだらだら登りで、同じようなつづら折りの道が続く。とはいえ、そこを過ぎたら、慈光寺の自販機ポイントなので頑張って走る。
必死に走って慈光寺前の自販機分岐辺りに差し掛かると、女性のハイカー8名くらい?の団体が歩いている。自販機までの急坂手前で団体を追い抜くと、もう歩くのはダサイ感じなので、無理して自販機まで一気に駆け上がり、ゼェゼェいいながらベンチに座り込む。同じくパイセンも横のベンチに座って休んでいるが、ベンチからはポタポタと汗が地面のアスファルトに落ちていて、汗の流れがアスファルトを流れて排水溝まで繋がっている。パイセン、トレランに行く度に体の水分が全部入れ替わるんだろうなと思ったりする。いずれにせよ、今日の後半はできるだけ流して終わろうと思う。
生駒ボルダーぬかた園地のあじさい園
自販機から、ボルダーのぬかた園地の激坂をショートカットするプチトレイルでズルをして、紫陽花園に到着。紫陽花満開でランニング禁止状態、走りたいのに走れないのは残念なふりをして、二人で紫陽花を満喫する。
生駒山麓公園~生駒駅
紫陽花園を過ぎれば、ボルダーコースは4.5kmの一気の下り。ゆっくりとジョグで走り始めるも、無意識のうちに徐々に加速してしまう。とはいえ、実はここで飛ばしすぎたことがきっかけで過去に2回くらい故障を経験している。シンスプリントと膝をやったことがある。慎重に、でもフォームを意識して体の軸と重心、腕ふりを丁寧に降りていく。えらいもので、フォームがよくなるとペースも上がるもので・・・、結局4:15/kmくらいまで上がってしまう。さすがに、ちょっと足にきている。
パイセンと灯籠ゲートで合流し、生駒山麓公園入り口付近から宝山寺方面に繋がるトレイルへ。ここは以前にランニングショップの練習会で教えてもらったコースだけど、いつも最後の方がわからなくなる。かなり下の生駒駅直前まで走りやすいトレイルで降りれた記憶があるが、宝山寺付近のロードにいつも出てしまう。
今回も、お互い、暑さもあって弱ってたので、迷うよりは確実にロードで降りようと、宝山寺手前からロードで生駒駅まで降りる。パイセンは全身から流れる汗でびちょびちょ、僕もボルダーの下り4.5kmがかなりこたえてて、登りはもう走れない感覚、とりあえず生駒駅前のセブンイレブンへピットイン。大休憩とする。
ここまでジェルばかりだった僕は、菓子パンとかき氷とアクエリアスを購入。先輩は、、、2Lの麦茶のペットボトルを買っている。トレランの途中に、2Lのペットボトルを買った人を初めて見たけど、きっと、どうせお前も飲むやろうから多い目に買って分けようぜとか言ってくれるんだろうと思って、こっそりソフトフラスクを出して準備しておく。食料補給も含め少し大休憩をして、出発するときに、「俺ってなんぼほど水飲むんやろ、自分でもビビるわ、大方1.5Lくらい飲んでしもたわ。」と言いながら残った500mlの麦茶を空きベットボトルに移してるパイセンの姿を見ながら、無言で僕もソフトフラスク をザックに収納した。
矢田丘陵~王寺駅
矢田丘陵へは東生駒駅を通りすぎて500mくらいでしょうか、左手のマンションの間から長い階段を登って尾根にのぼる。実は、ここで矢田丘陵に入らずにそのままロードを少し進んで左折すると、椚峠の取り付きに出る。この区間、尾根に登って少し走って降りるだけなので、圧倒的にロードが楽。パイセンも「もうあこにK’sデンキの看板見えとるやんけ、あこ曲がったらすぐやんけ」と言うが、無視して正規ルート?で、東生駒横から矢田丘陵に入る。
矢田丘陵 椚峠~榁ノ木峠
東生駒から一旦尾根に出て、数百mも行かないうちに階段で尾根から降りて、「この区間、何やってん」と思いながら、帝塚山大学横の椚峠に向かう。この椚峠の取り付き、歩道脇のコンクリ階段をあがるので、始めてきたときはわかりにくかった。ちゃんと看板も出てるんですけどね。
ここから先は矢田丘陵。最初は少しだけ登りがありますが、尾根上はほぼフラットでまぁまぁ走れるトレイル。走らなければならないトレイル。頑張って王寺のお風呂を目指すことにします。といいつつ、椚峠~榁ノ木峠までのパートは微妙なアップダウンが続くしんどい区間。通常なら全区間走れるトレイルですが、疲れてるときや故障明けなどで調子を落としてるときは走りきれなくて、歩いてしまった罪悪感がものすごく残ってしまう嫌な区間。元気だった昔は大好きだったのに、今は大嫌いになってしまった区間。
弱ってるなりにも、できるだけ走り続けようと、苦しい登りではヨダレをフキながら頑張りますが、やはり後半は長めの登り区間の所々で歩きが入ってしまう。今回、一番しんどいパートだったかもしれない。(よって、写真は全くありません。)
少し早めに榁ノ木峠についてパイセンを待っていると、尽き果てた感じで少し遅れてパイセンが到着。もう電車に乗ろうやオーラが出ている。とはいえ、こっから松尾寺までは大して距離もないし、そこからは王寺までロード下るだけだしと思うと、ゆっくりダラダラ行けばいいから最後までいきましょうと、そのまま矢田寺・松尾寺方面のトレイルに入る。
松尾寺で満開のカサブランカ
矢田丘陵の榁ノ木~矢田峠~松尾寺区間は、本当にアップダウンも少なく、楽な区間。いや、アップダウンはもちろん、なくはないけど、長い登りや急な登りなどはほとんどない。(矢田峠辺りに少しあるけど、トレランする者からすると、ほとんど登りともいえないような。)
今回は、すごく蒸し暑く、最後の休憩として、松尾寺駐車場横の自販機・トイレに入る。そのまま、トレイルを松尾山に登って進むこともできるが、自販機休憩を経て、松尾寺の境内奥からトレイルに復帰する(結果的に松尾山山頂はスキップとなるが、山頂はアンテナ施設などがあるだけで展望などもない)コースをとることの方が多い。自販機では二人とも2本ペットボトルを購入、500mlを1本その場で飲みきって、さらに1本買って走ることにした。
休憩十分で松尾寺に行くと、カサブランカが満開!カサブランカって、普通は白ですが、黄色とピンクの大輪が満開で、思わずテンションが上がってしまいます。
ゴールの王寺駅へ
松尾寺から矢田丘陵に復帰すると、後は一気に白石畑方面に進みます。少しトレイルを行くと、すぐにロードに出て白石畑の村に出ます。ここからは、ロードをひたすら下り、椿井辺りから竜田川駅の南東辺りに降り、そのまま王寺駅に。
最短距離で向かうロードは交通量もかなりあり、またところどころ歩道がなくて走りづらいですが、幸い大した距離もなく、ほどなく王寺駅に到着!IYRT(イヤート)完走です。王寺駅到着が15:20頃でお風呂の開く時間にばっちりです。
今回は初めて王寺の銭湯「さくら湯」さんにうかがいました。駅から歩いて7,8分くらいでしょうか。昔のレトロ感はないですが、きれいに改装された清潔感のある銭湯という感じ。ただ、少し狭い感じで、シンプルに浴槽と体を洗うところのみという感じで、サウナや水風呂はありません。夏場は水風呂がないと、どんどん暑くなってきて、早々に上がってしまうという感じですね。実際に私は湯船に浸かりすぎて、風呂上がりに歩いていると猛烈に汗が出てきて、パイセンに「お前、今日一番汗かいてんな、トレイル走ってるときより風呂上がりの方が汗だらけって、おかしいやろ」と笑われた。
締めは、いつもの「ビアカウンターちょこっと」ではなく、お刺身とかも食べたいので「なか井や」さんへ行こうとするも「なか井や」さんは日曜日定休でお休み。どうしようかと話していると、ちょこっとのマスターと出くわす。というわけで、いつもの「ちょこっと」さんで、マスターのお子さんや常連さんともお話して楽しい時間を過ごす。ちなみに、お話ししていた常連さんが「なか井や」さんの店長さんと発覚、お刺身の差し入れをいただけた。ありがとうございます、次回はお店にお伺いします。
というわけで、2回も書くつもりのなかったIYRT(イヤート)トレラン練習のレポートはこれにて終了。別途、コース紹介として、記事にはまとめたいと思います。
最後までお読みいただき、有り難うございました。前回の「その1」は下記からご覧いただけます。